兼業農家、同居の世渡り術
「ほどらい」とは方言で「適当に、適量を」くらいの意味です。兼業農家に嫁いで同居生活17年、四角四面ではやっていけません。息抜きしながら日々つれづれ。そんな毎日の喜怒哀楽を独りごつ日記です。
姑から、「亀の水を換えたら?」
 夕べのご飯時に私にが言いました。

 「の水、換えたら?。」

 いつから、どうして私なの?
 買ってきたのはです。子供二人を連れて農業祭りに行って、二匹買ってきました。子供達が欲しいと言ったのか?「欲しいか?どうや?買うの?」と、いつものように自分が気に入る答が返ってくるまで問いただしたのか。私には定かではありません。

 もう5年以上前なので、子供も小さかったし、も小さかったので、2階の私たちの部屋で飼っていましたが、今はどちらも大きくなりました。の甲羅は直径10センチ以上です。玄関で飼っています。

 買ったのは。欲しがったのは子供?!水槽はプラスチックの衣装ケースで玄関で飼っている。
 誰が面倒を見てもいいではないですか。
 非難がましく言われた私が言い訳していて、「なんで?」と自分でビックリです。

 しかし、5年以上も経って今更言えないですよね。
 「買ってきたのは誰?欲しがったのは誰?なんで私が面倒見ることになってるの?」

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舅から初めてお給金を
 何度も書きますが、兼業農家に嫁いで17年です。結婚する前の年からの収穫を手伝っていますが、初めてお給金を頂きました。

 農家の手伝いって他人にお願いすると時給1000円前後です。朝8時から夕方5時まで、昼休みを除くと8000円くらいになります。
 先日頂いたのは15000円でした。・・・2日分くらいですね。私は10日くらい働いてると思うのですが。
 それでもすごい進歩です。感謝の気持ちを表さなくてはいけないと思えたのですね。誰かに何か言われたのでしょうか?は何も相談された様子はなく、私が「お金を貰ったよ。」と報告するとビックリしてました。

 こんなことがあるなんて、の大嫌いな大地震が来るのではないかと疑ってしまいたくなります。
 それでも単純な私は例年よりもちょっとが頑張ってしまうのでした。喜んでいいのか?もしかして、うまく乗せられた?

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食卓でお口クチュクチュ
 コレは書くのも気持ち悪いのですが、義父母は食事の最後に食卓で、お茶で、お口をクチュクチュします。もちろんゴックンです。もう最悪です。
 こんなことがある度に、娘がいなくて良かったと思わされます。だって、こんなことが当たり前と思う女性になられては私の子育ての全てを否定されたような気がします。
 息子達にはくれぐれも真似しないように言ってありますから、まさか一生しないとだろうと思ってます。

 は時々、私の行動について理解できないというようなことを仰いますが、言い返したいことが山ほどあります。その中の一つがコレです。しかし、言えません。言ったところで言葉の応酬になるだけで、反省も改善も期待できないことは学習しました。

 しかし、まだ食事中の者がいるのに平気で日常的に繰り返されるこの場景は慣れることが出来ません。
 もし息子の嫁がこんなことをしたら黙ってられません。嫌な一言とは分かっていても言ってしまうでしょう。私は良い姑になる自信を失くしました。

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舅さん、洗濯物を触らないで
 時々、年に何度もないのだけれど、出先からの帰りが遅くなり洗濯物を取り入れられないときがあります。また、曇りがちの一日で今日は諦めて明日の午前中の太陽に当ててから取り入れようと、わざと干したままにしていることもあります。
 洗濯干し場には屋根があり、姑は雨の日も朝から干して晴れるまで何日でも干していたりしています。私は部屋干ししたりもしますが。

 は定年してすぐの頃に言いました。
「男が洗濯物を取り入れるなんて、近所の人に何と思われるか。格好の悪い。」

 私とは価値観が違うと思わされることが多々あります。

 ところが、ここ数年は気を利かしたつもりか夕方に洗濯物を取り入れてくれることがあります。お願いだから触らないで!!!
 その一、夏以外はもう夕方も遅い時間に取り入れてくれても冷たくなってますから、明日でいいじゃないですか。
 その二、せっかく伸ばして干したものがグチャグチャです。旦那のカッターシャツが一番下でシワくちゃです。子供の綿100%の下着のシャツがこれでもかというくらいシワだらけ。もう何もかもが・・・。

 もう一回洗濯しようかとタメ息が出ます。

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柿の収穫が始まりました
 同居兼業農家の我が家は主にを作っています。種類によって収穫時期が違うのですが、うちでは今からが本番です。今月末までが忙しいのです。ちょっとの間だと思われるでしょうが、コレが長いのです。私には気が重いのです。
 は来年から農業を引退するという。・・・ということは、今年の冬の剪定から手を出さないということです。しかし、きっと口は出るでしょう。仕方無しに手を出して、愚痴られるのでしょう。先は見えているのですが、私にはどうしようもない。女の手一つでやっていけるような作業ではありません。

 本当にが農業から手を引くのなら、今後について真剣に考えなければなりません。なるべく手がかからずに、消毒や除草剤を買えるだけの収穫があるようなものに変えていくことが必要です。
 はどう考えているか分かりませんが、先々のことを考えると意見を聞いてはいられません。
 ココは断固として私たちの意見を通して変化していかなければ、兼業農家としても、私たちの人生もやっていけません。

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偏頭痛が続いてます
 もう3日目になります。なるべく薬は飲みたくないと思い、お医者さんから貰ってある薬を飲まずに我慢してましたが、とうとう飲みました。30分ほど経つけど効果が分からない。どうしたものか。

 この3日ほど、頭痛を我慢しつつ毎日の夕飯を作っていますが、誰も気づきません。旦那には言ってあるので気を使ってくれますが、義父母はいつもの事ながら気づくはずもないです。

 もし、義父母がいなかったらもっと手抜きの料理になってるんだろうな。子供も独立していなくなって夫婦二人なんてことになったら、料理してないかも。
 みんなのお陰で無理してでも料理して、栄養つけて頑張れるのだと前向きに考えることにして、めでたし、めでたし。

 でもよく考えたら、同居してるのにしんどい時もアテに出来ないなんて・・・と考え始めるとよけい頭が痛くなります。

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姑が作る3升分のお寿司
 年に数度、さんはお寿司を作ります。土地柄、柿の葉寿司です。それと、キュウリと鯖で型を使って四角いまき寿司を作ります。「磯巻き」と言います。これはさんのお母さん(私の旦那のおばあちゃんですね。)が発案したということです。もしかしたら何方かに教えてもらったものをアレンジしたのかもしれません。

 この時期だと新米を精米機でついて、鯖は3枚におろしてと前日から準備が始まります。
 当日はご飯炊きから始まります。米は3升です。1升炊きの炊飯器が2台あるので朝から台所で炊き始めます。
 キュウリを切ったり、寿司飯を合わせたり、鯖を寿司の大きさに合わせて切ったり。ココまでは午前中のことで、が一人でしてくれます。ココから午後の作業が始まり、私の手伝いが始まります。

 がご飯と鯖で一度に5個作れるおにぎり型で握りずしを作ります。それを柿の葉で包んで柿の葉寿司専用の木の箱に詰めるのが私の仕事です。
 磯巻きもが四角い型で巻き寿司の中身を作るので(中心に鯖とキュウリが入っている)私が海苔で包みます。

 最大のお手伝いは、それらを市内中に配り回ることです。の兄弟2軒、お友達2軒(最近まで1軒だったのに増えました)、私の実家。

 救われるのは・・・夕飯はお寿司だから何もしなくていい。ただ、無くなるまで次の日も、その次の日も食卓にお寿司が並びます。お陰で明日はおじいちゃんのお昼ご飯を心配することなく友人と映画に行けます。
 半日潰れたけれど、災い転じて福となすというか、転んでもタダでは起きないというか。いつも都合よく行くわけではないけれど、こんなこともいいでしょう。

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デパ地下で喧嘩しそうに
 先日、旦那とお出かけしたときのことです。私は近ごろ人ごみに疲れやすく、少々イライラしていたのでしょうか。デパ地下で販売員のおばちゃんに声をかけられ、喧嘩しそうになってしまいました。

 有名らしいハム、ソーセージ、ベーコンなどのお店でした。スライスしていないベーコンを売っていたので「固まりやね」て言いながら通り過ぎようとしたら、
 「美味しいからどう?」って試食を差し出されました。あぶってないし、そんな気分ではなかったので旦那に食べてもらいました。次々といかに美味しいかとか、わざわざ買いに来る人もいるとか。そして、私の反応が悪いからか、コレでどうだと言わんばかりに一言。
 「これ食べたら他のが食べられなくなるよ。」

 私が返した言葉は
 「そんなん困るわ。こればっかり食べてられへんし。他のが食べられへんようになるなら要りません。」

 販売員のおばちゃんはさすがにプロですね。機嫌の悪い私の一言に構わず仕事をこなされてました。逆の立場なら喧嘩になってますね。
 横で聞いていた旦那も冷や汗ものだったでしょうね。

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舅はよそ様を褒め上手
 今は高校生のうちの子がまだ小学校に上がったばかりの頃、に言われた一言。
「近所の○○チャンはエライなぁ。毎日、子供二人を連れて散歩してる。大変やで、二人も連れて。」

 その頃の私はまだ言葉を返せなかった。若かったのね。今なら言ってしまうでしょう。
「みんな同じです。私も二人連れて毎日散歩しましたよ。おじいちゃんは定年退職前で今みたいに家にいてなくて、会社に行ってたからご存知ないだけです。おばあちゃんもきっと同じことしてたと思いますよ。」

 何事についてもですが、目に見えることしか考えが及ばないようです。ご近所の若いお母さんを見て、「あぁ、みんなああやって子育てするのか。」と気づいてくれればいいんですけどね。
 最近はようやく専業主婦の生活が分かってきたみたいで、以前のように細かく言わなくなくなりました。もしかして、諦めたのかな?私の粘り勝ち?

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息子の将来
 高校生の息子の進路について日々考えています。私が決めることではないので、本人からすれば余計なお世話でしょうが、金銭面については親の悩みですしね。多少は意見させて貰うわよって感じです。

 本人は専門学校が希望なのです。我が家の男系男子に受け継がれている「やりたいことしかやらない」DNAのために、私の意見は聞いてるようで決定には加味されてないことが多いのです。そこで行きたくないといってるところに無理に行かせて退学されるより、やりたいことで成長していく方がいいのかなと思い始めました。
 私が日々子供に言っている事は、「自分と自分の家族を養えるくらいのお金を稼ぐことのできる知識とか技術を身につけてね。」です。聞いているのかどうだか分かりませんが、やりたいことがあるだけいいのかなとも考えたりします。

 先日、息子が行きたいと言っている専門学校の近くまで夫婦で行くことがあったので寄ってみました。親ばかです。
 とても丁寧に説明していただき、私が行きたくなりました。でも、おばさん相手のお教室ではなくて技術を磨く学校ですからと何度も言われているうちに考え直しました。厳しそうですから。
 しかし、息子のためには厳しいくらいのところがいいかなとか。

 とにかく日々、考えてます。

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孫ってカワイイのね
 おじいちゃん、おばあちゃんというのはが相当カワイイらしい。話しかけたいし、返事して欲しいし、物も買ってあげたい。
 同居してて良いこともないとやってられないので、服を買ってもらったり、本を買い与えてくれるのは感謝してます。

 でも、雰囲気とか反抗期というものも理解して欲しい。その日の気分で返事をしたくないお年頃の息子達。お構い無しに話しかけては返事を強要する。間に挟まって返事をしている私。
 家庭内の微妙な三角関係です。

 答えたくないときの長男はチラッと私に目配せします。次男は無視したような態度。ドキドキものです。
 私も面倒なので口調がきつくなってる気がする。イカン、イカン。なるべく丁寧に話をしよう。義父母のご機嫌を損ねては後が面倒だし。

 学校行事について聞いても行くわけじゃなし、成績について聞いても聞かれたくないのは目に見えてるし。
 まして生活についての注意で、戦争体験を例に出されても子供は聞いてるのだろうか。戦争体験は農業をやっていたより、私の父母の方が悲惨だから、私は聞いてないけど。
 子供達は言われたくないことを親に言われた後に祖父母に重ねて言われていることがある。義父母は嫌われて口を利いてもらえなくなる前に自ら気づいてくれたら私も気が楽になるのになぁ。

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